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Evo_ピックアップ(DBFZ,GBVS,MBTL,KOF,鉄拳)

winnersの当たるルートごとに寸評。並びはこれ参照。

EvoBracketsortseto - Google スプレッドシート

本家リンク 

https://www.start.gg/tournament/evo-2022/event/street-fighter-v-champion-edition-1

なおこの組み合わせ順は「Winnersで勝ち上がったら」こうなるというもので途中でLosersに落ちたら全く別な所に飛ぶ。

1次プールのシードが勝ち上がる前提として書いている。1次プールはあまりちゃんと見ていない(もしピックアップすべきところがあれば教えてほしい)。やべー人がいて番狂わせが起きたりそもそも不参加欠席(でのDQ)だったらこうではなくなる。

 

DBFZ

P64

シードはともに欧州のKayne,Shanks。日本のtako956402がKayne側に、ikoanがShanks側にいる。ikoanと当たる位置のHikariはFinalに出場しなかったものの北米1軍といっていいプレイヤーで、2022の北米大会では欧州勢と五分に戦った。

またKayne,takoの隣のブロックでは日本コロッサス、Final出場のPaptR、CEO2021優勝Dismantlex、今年妙にやる気のPunkらが争うことになる。

P65
シードはともに北米のHGG,Nitro。HGGはGGSTに出ずこちらに集中している。
HGG側には北米Cloud805,遠征は欧州WADE、日本のMST,robertrorio。
Nitro側は日本の立川、プエルトリコAjaxといったところ。またNitro側にいるAdrianRivenはCEO2021で、GarlicBreadはCEO2022で活躍し上位進出したプレイヤー。

P84
シードは欧州Wawa、北米Zane。Zaneは先日のFinalはふるわなかったが、2022大会では欧州勢と五分以上に戦っているオン時代以降に出てきたプレイヤー。
他シードは日本のBは不参加として、NYChrisG、dekillsage、SonicFox、と2019までならここtop8ですよね?みたいなことになっている。これはこの3者がメインゲームとしておらず大会参加もやや消極的だからなのだが、それにしたってとんでもないブロックになってしまった。

P85
シードは日本のふぇんりっち、欧州のYasha。ふぇんりっち側はRrgendarryPred,Apologymanと北米勢が迎え撃つルート。Yasha側にはFinal出場の日本のOblivion,Abegenが入った。


GBVS

L18
シードは日本のレン、欧州のDragoi
日本勢はDragoi側に神木C,BL小鳥,Nobleがおり、レン側にスティーブンがいる。

L28
シードは北米ZomBmu、日本とろろ
ZomBmu側には日本の剛田(abao不参加)、とろろ側には日本まぶしん、北米上位のBuscarLuzとかなり激戦ブロックとなった。

L38
シードは北米Shuaboo、日本たこ
Shuaboo側に北米上位のTeiga、日本勢のRYO、そしてRYOのプールに日本のえだ,韓国のxyzzyがいることになってしまった。まじ?
追記:シード外だったので見逃していたが同じルートにジロー、ふぇんりっちまでいた。とんでもないルート。
たこ側には直近の大型上位はいないが、日本Jyosua、またRealIceフェリは過去に上位常連だったプレイヤー。

L48
シードは日本gamera、北米Gandido
日本のSCORE,らくりつがGandido側に配置されている。top8を前にしてgamera-SCOREの伝統の一戦になる可能性もある。
Gamera側には日本BH,キウイ、台湾ZJZが配置。


MBTL

北米事情を書いた
https://setofuumi.hatenablog.com/entry/2022/07/22/172314
Top64のブロックごとに書く(このブロックを全勝すればtop8_W側進出)

1/4ブロック
現状北米最強のScrawtVermillion(マリオ)がシード。SonicFoxがすぐに当たる位置だが最初期以来大会に出ていない(やってるのか謎)。逆サイドは日本のuncleAkky/あっきぃと北米北西部で実績のあるClim(暴走アルク)で、このルートにはdekillsage(一応実績あるがノーシード)と日本のPixiu(ピクティー)もいる。

2/4ブロック
北米のMasoma(ヴローヴ)がシード。逆サイドは日本勢のul/うる。GavinXI(武装シエル)は大型大会top8があったがノーシード。masomaの隣プールに日本の神木C。

3/4ブロック
日本のJing/ジンがシード。隣に大会実績のあるinfinity(セイバー)でそのプールに日本のじたん。逆サイドのSafe(ヴローヴ),sosicknashfan(都古)はローカル大会でだいぶ勝っている。

4/4ブロック
日本のMoai/もあいがシード。隣のプールは第2シードにされているがKiri(ノエル)が大会実績がある。逆サイドはLunar(死徒ノエル)が有力。Lucy(ロア),jasepi(志貴)も実績あり。

 

 

*KOF15とtekken7は大会結果以外の細かい動向があまりわからないのでほぼ並べただけ


KOF15

これまでの北米大会はほぼメキシコ・ラテン勢が上位。シードもその通りになっている。パキスタンのArslanAshが好成績を残したためか、他の鉄拳パキスタン勢もシードを割り振られている。

P67
mok[JP],ETがシード。Khrizは大会上位のラテン勢。大会上位だった北米勢juiceboxがなぜか最下部のプールのシード外にいる(不参加かも)。
R67
abao[JP]は不参加、メキシコのWeroAsamiya,SeisMXが抜け候補だが、下側にモロッコ勢のFrezzerがいる(EMEA地域オンはモロッコ勢が最強)
P69
メキシコTamago、アジアXiaoHeyがシード。ほかは上からアジアXian、ブラジルFKang、北米RomanceメキシコJuan、といった配置。
R69
韓国Madkof、パキスタンArslanAshがシード。対抗は北米のElRosaか。
P87
日本SCORE、メキシコPAKOがシード。パキスタンのAwaisHoneyがどれだけのものか未知数。
R87
チリのRigosama,アジアのZJZがシード。欧州のベテランfrionelがZJZ側にいる。
P89
アジアのXiaoBao、メキシコViolentKainがシード。他ラテン系の強豪が配置されている。
R89
韓国Lacid、北米Reynaldがシード。日本K2は不参加。

 

鉄拳7


日本・韓国・パキスタンが多数遠征しておりどこもとんでもない組み合わせになっている。とはいえ直近CEOの優勝は北米Anakinではある、という感じ。欧州勢も2022の北米大会に積極的に参加して好成績を残している。
ブロック内上位シードの2人を書いていく。

P14
日本Gen/弦、パキスタンKHAN。Genの側にkkokkoma、KHAN側に日本のyoujin_boy/用心boy
R14
北米Anakin、フィリピンAK。AK側に韓国infested
P16
パキスタンArslanAsh、北米Shadow20z。Shadow側に日本のYuu/ユウ
R16
日本Nobi/ノビ、韓国JDCR。Nobi側にCBM、JDCR側にSuperAkouma
P34
日本chikurin/ちくりん、韓国Chanel。chikurin側にDoujin、Chanel側に日本のTAKE/タケ
R34
日本Rangchu、パキスタンAwaisHoney。Awais側に韓国MeoIL
P36
タイBook、北米Cuddle_core。Book側に日本Karei/加齢、Cuddle側に日本Pinya
R36
韓国KneeパキスタンBilalKnee側に欧州Fergus、Bilalプールに日本の渡辺(渡辺はEvo_SCS:公式旅費大会優勝なのだがノーシード

Evo2022_SFV_ピックアップ(winnersルート寸評)

winnersの当たるルートごとに寸評。並びはこれ参照

EvoBracketsortseto - Google スプレッドシート


各1次プール、および個人詳細は白水さんブログを参照のこと

2022年8月ラスベガス勢「EVO2022」スト5部門・予選プールチェックメモ(随時更新予定) - 白水(Shiramizu&Shirauzutaisa)のブログ

 

本家リンク 

https://www.start.gg/tournament/evo-2022/event/street-fighter-v-champion-edition-1

なおこの組み合わせ順は「Winnersで勝ち上がったら」こうなるというもので途中でLosersに落ちたら全く別な所に飛ぶ。

1次プールのシードが勝ち上がる前提として書いている。1次プールはあまりちゃんと見ていない(もしピックアップすべきところがあれば教えてほしい)。やべー人がいて番狂わせが起きたりそもそも不参加欠席(でのDQ)だったらこうではなくなる。

 

Q60・上ルート
シード的にはCaba,Justakidが争うブロックだが、いろいろ変更された結果justakid側に中国DCQ、香港HotDog29が入るというとんでもないブロックと化した。Caba側もCaba側でいきなり同プールに日本うずら、隣にプエルトリコのAjaxFidelity(近年ドミニカ1軍相手にも勝っている)、欧州実績者Linkexeloとなっており、誰が抜けてきてもおかしくない激戦ブロック。

Q60・下ルート
シード的にBigBirdが本命。だが相手にはKAMI,JB,ストーム久保とCPT,SFL実績持ちが揃う。久保的にはかなりきついルートだがここまでくるとワールドクラスを一人は倒さないといけないのでしょうがないだろう。
KAMIプールに移動したVolcanoRossoはトルコ勢のガイル強豪。CPT区分でいうと中東でCPTオン上位もある。実はBigBirdは「(トルコは遠いので)オンで一緒にするな」と散々文句を言っていた(対戦もした)が、もし彼がKAMIを倒して上がってきたら晴れてオフラインでの対戦ということに…。


S60・上ルート
現在間違いなく世界最強候補のひとり欧州のMisterCrimsonが本命。
相手側はNigel,Chakotay,NoNeed,ベテランのK-Bradといった北米強豪のいい面子が配置されている。

S60・下ルート
日本のガチくんが本命。ではあるが、すぐ当たる候補にCPT優勝のあるMJ_Gama、日本勢討伐を何度も成功させている(というか2018にガチくんにも勝っている)Pnoyベガといるのでなかなか大変そうである。
また反対側はコーディで好調のShineが本命だが、アジアのXiaoBao、アフリカのHSN、欧州のApopainoと遠征勢がたっぷりいるのでここは誰が抜けてくるのかまったくわからない。


Q62・上ルート
シード的にはプエルトリコMonoファン(CEO2021でPunkを倒し優勝)かKilzyou(luffy,crimsonのいるフランスCPT優勝)のどっちか。だがGamerBee(先日のサウジイベントで活躍)がN62プールの第2シードにいるので全部抜いてくる可能性もある。
北米オタク的には西海岸勢最強格の多キャラ使いJotが怖いか。またKilzyouプールには日本のアールそして同じ是空使いであり武神ポーズをキメることで有名なBushinStyleがおり、もしかしたらとんでもない展開になる可能性もある。

Q62・下ルート
本命はウメハラ。対抗シードはMQSファン、nycfurby(Sabin)ダルシムといったところだが、なんとどのプールにも日本勢(Knight,どりばー,Noble)がぶっこまれてしまった。1次プールを抜けた先なので同地域対決はバンバン起きる場所なのだが、もしかすると日本勢4人で1人だけが抜けるブロックになるかも。


S62・上ルート
本命はiDom。隣のRyanHartは当たれば何かやってくれそう感はある。Joey、Filipinomanは北米勢だがどちらもEvoで大活躍をしたことのある2人なので爆発力はある。またFilipinomanのプールに日本勢じたんがいる。

S62・下ルート
順当に行くと日本のひぐちと北米西CPT上位常連のChrisCCHの日米若手対決ブロック。Luiman20もドミニカ1軍でひぐちにとってはかなり大変なルートとなりそう(しかも勝ち抜いたら↑のiDomと当たる可能性が高いし、そもそも1次プールでも実績持ちに多く当たりそう)。
北米オタクとしてはRedbull組手でブレイクしたCCHに頑張ってほしいが、彼にとっても相当大変なルートになってしまった。


Q80・上ルート
本命はMenaRD(サウジで活躍→すぐ戻ってCPT優勝)だが同プールに豪州強豪のRumours、となりにはブランカのWolfGang、遠征のHumanbombがおりなかなか大変そうな面子。反対側はSmugがシードだが北米強豪がそろっておりSmug確定という感じでもない。

Q80・下ルート
本命は日本のカワノ、対抗はバイソン+オロ体制となったBrian_F。ほかには北米強豪のgentlemanthief,DRmandrake,dankadillas,日本から参加のfubarduckといったところが配置されている。


S80・上ルート
本命はProblemXだがその反対側はなんとJwongとXian。どちらも環境の変化で全盛期ほどの勢いはないとはいえこれまでEvoで勝ってきた2人がここで当たってしまうのか、という感じ。
日本の立川はそのJwongのプール。とんでもないところの第2シードになってしまった。ProblemX側には同じ(?)アレク使いのPro7otypeがいるので当たったら面白い

S80・下ルート
トップシードはなんと北米東部留学中の日本のKUDO/工藤。直近のCEO2022では大活躍だったのでそれが反映された形だろう。直近成績は正義である。
工藤の相手側はアジア勢はおらず、AlexMyers,Luigi,そして次点シードのNephewと、東側では対戦したことのない北米西部の強豪が当たることになりそう。形を変えた北米東西戦といった趣があるブロック。


Q82・上ルート
本命はPhenom、対抗は日本のぷげら、というシード。Phenom側には日本のGONDO、ぷげら側にはEvoで何かをやらかす実績があるCalipower(AlexValle)がいる。winnersで上がってきたら怖いところ。

Q82・下ルート
本命はときど。アジア勢はおらず、pikoroは南米CC出場者、ほかのところはChrisT-801strider、Mortsyファン-Jesseダルシムと北米西部の強豪がつぶし合うブロックとなっている。


S82・上ルート
本命はPunkだが、いまだにキャラをとっかえひっかえが続いているのでどうなるのかわからないブロック。同プールにTerrence春麗,日本のじたんがいる。
反対側はRobTVがシードだが、CPTオンtop8のBoomi、ドミニカのVenatori、日本のえだといるので誰が上がるかはかなり謎。

S82・下ルート
本命はAngryBird、だが上がっていきなりOilKingと当たる可能性が高い。OilKingの実績からすると不当に低いシード(ブロック内4番シード)な気がするが、3年ぶりの開催なのでしょうがない。
そして反対側には欧州のLuffy。AngryBirdにとっては第1シードなのにとんでもないルートになった(なお変更前のここの第1シードはガチくんだった)
他は北米強豪が揃っており、特にFlaquitoはローズ等で近年かなり成績のいい西海岸勢。

 

Evo2022_GGST_プレイヤーピックアップ・紹介

注意点・解説

https://www.start.gg/tournament/evo-2022/event/guilty-gear-strive-1

 

プール順でなくtop8からの逆引き順に並べて書く(途中でシャッフルされるので)。そんで2次予選(P10~)ごとに書く。基本的に上位シードの3人を紹介
逆引き組み合わせだけ見たい場合はこちらでどうぞ(紹介を読むのもこれを見ながら推奨)

EvoBracketsortseto - Google スプレッドシート


なおこの組み合わせ順は「Winnersで勝ち上がったら」こうなるというもので途中でLosersに落ちたら全く別な所に飛ぶ。

1次プールのシードが勝ち上がる前提として書いている。1次プールはあまりちゃんと見ていない(もしピックアップすべきところがあれば教えてほしい)。やべー人がいて番狂わせが起きたりそもそも不参加欠席(でのDQ)だったらこうではなくなる。

 

前提知識:北米で行われたガチな大会
ここで書いた→ https://setofuumi.hatenablog.com/entry/2022/07/20/234224
大規模大会は
アーク公式(ArcRevo):各地域予選、および決勝大会
CEO2021(700名)
FrostyFaustings(700名)、Frosty表記
ComboBeaker(1000名)、CB表記
CEO2022(550名)
*ZandoのDonationDrive大会。EU,NAともに行われた直近大会ということでシード基準になっている傾向がある
https://www.start.gg/tournament/return-of-levo-1-zando-evo-fundraiser-edition-by-komet/events


P10
Daru-I-No(イノ)[ASIA]
説明不要のダルイノ。前乗りして各地域上位を集めたプレEvoイベントにも出るとのこと
https://twitter.com/Daru_ino/status/1553912081237377024
Zando(ラムレザル)[EMEA]
中東イスラエルのプレイヤー。アーク公式EMEA大会で上位、そして遠征した北米CBでのtop8進出(7位)で北米上位相手にもひけを取らないことを証明した。
また今回のEvoはLeffen,EMEA,NAコミュニティを巻き込んだDonationDriveによって送り出された。
kazam(ミリア)
超激戦区であるアーク公式:北米東部予選で9位まで残ったミリア使い。北米のミリアで上位にいけている人は少ないがその中の一人。
【4位シード以降】
Havoc_Noah(イノ)はローカルめな地域であるコロラド勢でありながらマルチになんでも強いプレイヤー。5月のCBで9位の大躍進。ダルイノとのイノミラーになりそう。Dadpool(ジャックオー),JANinHtown(ポチョムキン),K-Brad(ミリア),GCYoshi(アンジ)どれも他ゲー実績者でありローカル上位実績は多数。

P11
JonathanTene(ザトー)
西部NorCal地区の若手であり北米最上位プレイヤー。初年度はソルでEvoオンラインtop8、アプデ後はザトーで直近のCEO2022で圧倒的な優勝。
もとはNorCalの小規模なローカル対戦会でApologymanからDBFZを学び一瞬でDBFZ最上位勢になった人。今もその関係は変わっていない。
D.O.N(イノ)
西部地域筆頭といっていい活躍をしているイノ使い。200名参加のテキサス大会ではPunkソルをガン処理しての1位。
Testyourluck(名残雪)
お前の運をテストしてやる、というなかなか気の利いた名前の人。CB_top32。ローカルなオンライン大会にも積極的に参加してだいたい上位のやる気勢。シードされる上位勢にも時々勝つこともある。
【4位シード以降】
jyosua[JP]がTetyourluckとぶつかる。ChadDrawsThings(カイ)、Marvisto(カイ)はともに他ゲー実績がありローカル結果もいいカイ使い。

P12
Razzo(レオ)
東部フロリダの若手。bbtagでも上位レベルだったが、GGSTになってからは各種ガチ大会で1位、2位を取りまくっており北米最上位プレイヤーといっていい存在。同地域のHotashiとは何度もWF,GFを戦っている。直近大会の地元CEO2022ではtop8進出した際めちゃくちゃ決まったコスプレで入場・試合を行った。
Solstice(ラムレザル)
キャリアとしてはRev2後期からっぽい新しめのプレイヤー。ちょうど1年前(Evoオンライン前後)くらいからオンで好結果を連発している。2022のガチ大会でもその通りの実力を発揮し、超激戦区のアーク公式:東部予選5位、Frosty5位,CB9位、直近のCEOではまた5位と安定上位といった成績。同キャラの有名人supernoonとちょっと因縁がある。
daze(ジオヴァーナ)
北米では珍しい(というかほぼこの人しかいない)ジオヴァーナで初期から上位実績のあるプレイヤー。元はXIIIBladez名義でBB,bbtag北米上位。2022はアーク公式中西部予選2位抜け→決勝大会で東部代表プレイヤーと善戦、といった感じ。
【4位シード以降】
Mira(ソル),Shine(チップ),Apopaino[EU](ポチョ)の3人はともにSFVの強豪でこちらでも上位実績多数。Element(ソル)も他ゲー実績多数でGGSTでも上位がある。

P13
Verix777(名残雪)[EMEA]
登録がセネガルダカール(アフリカ西海岸)のプレイヤー。GGSTではEU地域に加えてここらへんまで参加可能地域とされているので「EMEA大会」で上位の活躍をしている。直近のDonation大会EMEA部門で1位(64名参加)を評価されブロック内1位シードをもらっているが、実力はぶっちゃけ未知数。
MarlinPie(ザトー)
UMvC3、Xrdで北米上位の実績を持つおなじみの日本系プレイヤーでPandaGlobal所属。今作では大会参加はあまり多くないが2021CEO、2022CBともにTop16の13位になっており強さは相変わらず。
LordKnight(ミリア)
日本だとP4Uでの活躍が記憶される強豪。Xrdから使っているミリアで大型大会Top16に複数回入賞しており実績は十分。
【4位シード以降】
MysticSmash[EU](アクセル)はEU地域で勝ちまくっていて最上位の実力実績があるのだが上位シードはもらえず+あまり対戦経験はないとはいえEMEA地域のVerix777と当たりそうというなんともなルート。
SorcerTwyx(アクセル)も北米大型top32まで行っている強豪アクセル。RealIce(ミリア?)は初年度ミリアでかなり活躍したプレイヤーだが、GBVSやアラドに忙しく2022は大会参加していない。

P30
Jiro(アンジ)[ASIA]
日本のジロー。startgg使用のICFC常連だったのもあってかブロック内1位シードとなった(上位シードだから超すごい楽!ということは全然ないのだが、このP30内でシード2位、3位が先に潰し合ってくれる、というのがメリット)
Xyzzy(アクセル)[ASIA]
韓国のXyzzy。1年前のEvoオンラインアジア1位。GBVSにも出場。1年前より直近優先なのかグループ2位シード。アジア勢同士のブロックになってしまった。
Leffen(ザトー)[EU]
スマブラDXのレジェンドであり現役トップ。DBFZと同様にスタートダッシュEU地域最強になった(初年度はチップ)。アプデ後はザトーになり北米CBで33位、直近のオフEUガチ大会(75名)でも優勝。
【4位シード以降】
iDom(イノ),JWong(メイ)はどちらもSFV最上位。iDomは特にハイレベルな定期ローカルに積極的に参加・上位複数ある。CPU(ファウスト)は直近のCEOでtop64。オンラインローカルはかなり成績がいい。

P31
LostSoul(ハッピーケイオス)
Xrd時代は北米最上位で遠征日本勢と何度も死闘を演じたプレイヤー。初年度はキャラ難民であまり活躍がなかったがハッピーケイオスから北米最上位で安定し大型大会Frosty,CBと連続でtop8。さらに直近の7月のガチなオフ大会でも5位になっている。
RedDitto(ラムレザル)
初年度からオンで好成績が多かったラムレザル使い。今年からやっている強豪だけの招待制イベントにも参加。そしてなんと直近(7/29)のオン大会でJonathanTeneをやぶり1位獲得。勢いのあるプレイヤー。
Marvelo(チップ)
UMvC3の強豪として知られる。初年度から熱心に大会参加しており、2022になって北米大型ではTop16を複数。ローカルオンでTop8多数と調子を上げている。
【4位シード以降】
ティーブン[JP]はLostSoulとぶつかるルートだが、手前のZedediah(ミリア)はCB_top32のNorCal地域のプレイヤー。DaveO(アンジ)は今作の結果ではまあまあだがRev2強豪。

P32
Latif(ザトー)[EMEA]
中東サウジアラビアのプレイヤー。アーク公式EMEA決勝大会1位。過去にEvoのSF4で活躍した。その戦績からEMEA地域最強と目されており、今回のEvoでも全体2位のシードを割り振られた。
Zippy(カイ)
大規模大会の実績はないが2022のガチめのオン大会top8多数、ゲーム内ランクも高いのようで上位シードを割り振られたカイ使い。オフの大舞台で活躍できるかは未知数。
Eddventure(ジャックオー)
2022年1月のFrostyFaustings(700名)でTop8に入ったジャックオー。それ以外も北米ジャックオー使い随一のオン大会top8実績を持っている。強豪だけの招待イベントにも参加。
【4位シード以降】
ブロック一番上はGBVS強豪のBuscarLuz(チップ)がシードだがプール中にFoo(ポチョ)がいる。Xrd時代はクムで北米上位、GGST初年度も好成績が多かったプレイヤー。Dragoi(カイ)[EU]もGBVS強豪としての参加だがGGSTでも欧州上位の結果がある。MenaRD(名残雪)は中米ドミニカのSFVメインの人だが、初年度のRedbull組手野試合で日本勢にめちゃくちゃ勝ったという逸話がある。

P33
RemiCeleste(アクセル)
カナダ勢。初年度から北米上位成績を多数獲得しており、アクセル使いとしてはトップといっていい。キャリアハイはCEO2021での2位。
Bean(チップ)
こちらも初年度から北米上位を常にキープしているチップ使い。キャリアハイはEvoオンライン(2200名)9位。また直近のガチなオフ大会(86名)でも2位になっており好調。
Chetoo(レオ)[Latin]
メキシコ勢。アーク公式:中米予選1位だったが公式がcovid対策で国外参加不可としたため決勝大会には出られず。
オンでは大抵の北米大会に参加できるため、北米主催のガチなオン大会で何度もtop8入りで実力は確か。ブロック内3位シードだが今大会の台風の目となる可能性もある。
【4位シード以降】
kedako[JP]は不参加?またChetooのプールにはらくりつ[JP]がいる

R10
TempestNYC(レオ・メイ)
5月の大会CB(1000名)の1位。bbtagでも北米最上位だった東海岸のプレイヤー。初年度はメイで北米トップレベルの戦績を叩き出していたが、2022はもっぱらレオ。直近の7月オフ大会(86名)でも1位。
ちゅらら(カイ)[ASIA]
2位シードとなったが不参加とのこと
K7showoff(レオ・名残雪)
キャリアハイは2021CEO(700名)で1位。元はモーコン勢でGGST発売とともに参入。初年度はレオを使い各種オン大会で上位を取りまくった。直近のCEO2022(500名)でもtop8入賞。最近名残雪をサブ運用しているようだ。
【4位シード以降】
ちゅららのプールにはGGシリーズ通して強豪のelvenshadow(ファウスト)がいるので抜けてきそう、その隣のQeuw(ポチョ)は初年度好成績がある。Abegen[JP]は抜けたらK7showoffのところ、下側にSonicFox(レオ?)がおり、強いのは間違いないが最近はあまり熱心には参加していないためシードは低い(メインゲームはスカルガールズと公言している)

R11
Aarondamac(レオ)
西海岸勢でDBFZなども強かった人。初年度はそんなでもなかったが2022はアーク公式:西部予選top8,Genesis1位(スマブラ大会のサイド。西部ガチ勢が数名参加したオフ大会),Donation大会NA部門1位など結果が出まくっておりブロック1位シードとなった。
Darkrai(ゴールドルイス)
ONi所属(おそらく韓国のDarkNecroと同じ)。大型大会実績はまだないが、2022のNLBC(非常にハイレベルな有名定期オン大会)で1位、2位を含む上位を多数獲得している。
Sunlight(名残雪)
CBでTop16入りした名残雪。初年度から様々なオン大会に精力的に参加しておりアベレージも高い。
【4位シード以降】
brkrdave(ジオ),LegendarryPred(ラム)はともにDBFZ強豪でこちらもローカル上位結果はある。Zeidge(名残雪)はシンガポール勢で東南アジア地域上位。Darkraiのプールにrobertrorio[JP]がいる

R12
Hotashi(名残雪)
Xrd時代からの強豪。今作でもEvoオンライン1位、アーク公式決勝大会1位をはじめほとんどの大会で優勝にからむ活躍を見せている。現状の最強候補ながら全体シードはなぜか低め。
Supernoon(ラムレザル)
UMvC3,DBFZの強豪だったが現在はGGSTメイン。Evoオンライン7位、アーク公式:東部予選7位、直近のCEO2022では4位とアベレージは非常に高い。
Nitro(ジャックオー・ソル?イノ?)
DBFZの北米チャンピオン。GGSTでも初年度の各種オン大会はソルで勝ちまくり、北米最上位レベルの戦績を残した。2022はDBFZメインに戻る…と思いきや直近のCEO2022ではジャックオーで17位まで残った。あと4月にはイノも使っている?
【4位シード以降】
Symbolist(ソル)はアーク公式:西部予選で1位だったプレイヤー(その決勝のみハッピーケイオス使用)。その大会以外はまあまあ。2GBcombo(ハッピーケイオス)は他ゲー実績が多数あるNorCal勢で直近いろいろと成績がいい。GenisGod(ラムレザル)[EU]はDBFZメインだがEU内で好結果はある。

R13
BNBBN(ソル)[ASIA]
日本のバンババン。Evoオン、ICFCの戦績があることもあり全体6位のシードを割り振られた。
Slash(メイ)[EMEA]
サウジ勢でLatifに次ぐ戦績を持つプレイヤー。EMEA全域での大会でも上位多数。
Miguel(MFCR)(レオ)
これまではMFCR名義だった。CBでは17位、直近のCEO2022で9位と好成績。また地元のフロリダ周辺のローカル大会に精力的に参加しておりだいたい上位。活動は北米だがルーツなのかベネズエラ国旗にしている。
【4位シード以降】
VermiCL(メイ?)はチリ勢でラテン地域でのEvoオンライン5位、地元大会はだいたい勝っているが未知数。Yurikov(ミリア)はアーク公式:東部予選9位の実績がある。最近はKOFがメインぎみ。

R30
PepperySplash(ザトー)
カナダ勢でGGシリーズ通しての強豪。アーク公式:カナダ予選で1位。公式決勝には出られなかったが、オフ大会CB5位でその実力を見せた。
Skyll(ソル)[EMEA]
ソウルキャリバーシリーズ、DBFZでも活躍のあるフランス勢。EMEA,EU地域で常にトップの戦績を残している。その戦績から初年度のRedbull組手に招待、上位進出した。
9M|Shine(ポチョムキン
同名のsfvメインのプレイヤーがいるがこっちは生粋のGG勢、かつポチョムキン使いのShine。CEO2021で5位、公式:東部予選9位、CBで17位と上位シードにふさわしい戦績を持っている。
【4位シード以降】
PepperyのルートにいるMacho(ザトー)はもっと上位シードでもおかしくない戦績(CEO2021で13位、Frosty9位、CB17位など)をもっている北米有数のザトー使い。Dylnyan(カイ),Dragoomba(アクセル)は初年度に好成績がいくつかある。

R31
UMISHO(ハッピーケイオス)
ハッピーケイオス実装後に突如出現し北米オンライン大会で優勝しまくったプレイヤー。地域的には東部の人らしい。3月~5月のガチなオン大会でほとんど無敗レベルの戦績を叩き出し、それを引っ提げて初のオフ大会CBに参加し結果は2位。実力が本物であることを証明した。またそこで若いパッド使いであることが判明。アプデ後もガチ大会上位に入っており北米最強候補の一人であることは変わっていない。
Apologyman(ファウスト
多数のゲームで上位実績のある有名プレイヤー。先日のCEO2022でtop8達成、その入場時にRedbullアスリートとなったことを発表した。その戦績はファウストというキャラながら初年度から常に北米上位に位置している。
SmittyFGC(ハッピーケイオス)
shineと同じく9moons所属、2022のガチめなオン大会でtop8多数あるためか上位シードに割り振られた。ルート的に↑のApologymanはハッピーケイオス連戦に勝たないと抜けられない格好になる。
【4位シード以降】
AdrianRiven(カイ)はlolプロストリーマーからDBFZ北米上位にまでなった異色の人。こっちはまあまあ。Zintai(アクセル)は初年度からやっておりガチなオン大会での好成績がいくつかある。そのZintaiと当たるところのシードにFenritti[JP]がいる

R32
DarkNecro(名残雪)[ASIA]
アジア地域のオンで多数の活躍のある韓国勢。過去には日本のEvoJapanに出てbbtag上位だったりする。なぜか全体1位シードになっている。確かに日本勢と並んで優勝候補ではあるが。startgg使用の韓国大会の戦績が多数あるため?
Punk(ソル)
sfvで有名なあのPunk。初年度はソルで勝ちに勝ちまって北米随一の戦績を誇っていた…が2022での大型大会ではTop8に届かず、が続いている(Top16までは行っている)。また北米地域においてソルで上位成績を残しているのは現在ほぼPunkだけとなっている。
Stealthy(アクセル)
Frostyで7位、アーク公式:西部予選で4位があるアクセル使い。他にもオン大会でtop8多数の実力者。
【4位シード以降】
Book(ソル)は鉄拳・タイ勢のあのBook。メインは鉄拳だがsfvなどもやっていて東南アジア地域ではなんでもトップレベルに強い。NYChrisG(テスタメント)は複数ゲームで北米上位のあのクリスG。GGSTでは初年度アクセルで好結果、最近はCEO2022でテスタメントを使用しTop32まで残った。

R33
FlashMetroid(カイ)
過去SF4,SF5で活躍があるプレイヤー。初年度はアクセルで好結果、2022はカイに変更してからはアーク公式:中西部予選1位、Frosty4位、CEO2022で7位と北米上位成績を安定して獲得している。
Zeno(ハッピーケイオス)[EMEA]
ポルトガル勢でアーク公式:EU地域予選で2位、ほかEMEA地域大会で上位の戦績がある。初年度はラムレザルだったが2022はハッピーケイオスへ変更しているとのこと。
KizzieKay(カイ)
Xrd時代から北米上位成績をキープする強豪。初年度序盤こそ環境に押され気味だったが2022はFrosty5位、CEO2022で7位と好成績が続いている。
【4位シード以降】
CoachSteve(レオ)はマルチになんでも強くこちらでもローカル上位戦績はある。doren2k(ジオ→バイケン?)はシリーズ通しての強豪(旧作はJam)でプレイはしていたっぽいがCEO2022で大会参加、65位だった。ogawa[JP]はそこと当たるシード位置だが不参加っぽい。

2022年7月第5週トピック,cpto中米東,evoプール

録画

https://www.twitch.tv/videos/1545234749

・日本・サウジアラビア対抗戦
https://kakuge-checker.com/topic/view/07414/

・GBVS CygamesCupSummer
https://kakuge-checker.com/topic/view/07701/

・CPTO中米東
ドミニカ・プエルトリコの地域
MenaRDが中東から戻れるのか謎、あとプエルトリコ勢のAjaxが同地域のCPT_WWを勝ったとのこと
https://www.start.gg/tournament/capcom-pro-tour-2022-central-america-east/details

・中東サウジアラビア・リヤドの招待大会はMisterCrimsonがLから優勝。
https://twitter.com/shirauzutaisa/status/1552352614058061824

・EvoのBracket公開
https://www.start.gg/tournament/evo-2022/details
恐らくフィードバックで変更あり

 

Evo、2次予選ソート用一覧

GGST

evoGGSTpools1 - Google スプレッドシート

SFV

evo2022sfvseto - Google スプレッドシート

CPTオン2021_1においてウメハラのプールは本当にキツかったのか?(ダブルエリミネーションについて)

過去発言をダシにしてダブルエリミネーション大会のあれこれを解説する文章です。
「多数の日本勢が参加する超大規模オープン・ダブルエリミネーショントーナメント」であるところのEvoが間もなく開催されるので、ここで書いたような事象が起きるかもしれません。
プレイヤー名が膨大になるので敬称略。

もくじ

 

はじめに

元ネタ

この回はウメハラがCPTオン大会において3回戦(第1シードなので2戦目)で負け、そこから長いルーザーズランを決めてtop16通過を果たした回です。
正確には「メンツがおかしい」になります。

該当大会のstartgg。
https://www.start.gg/tournament/capcom-pro-tour-2021-japan-1-1/event/street-fighter-v-champion-edition

はじめに触れておくと、日本cptオンにおけるウメハラはWinnersのままtop8付近までスルっと行くか、プール後半の煮詰まったところで2敗食らって敗退するかのどっちかだった印象があるので、体感として「今までにないキツい予選」だったのは間違いないでしょう。

もしWinnersのまま通過ならこうなります
LasVegas
Jimmy1
Iincho
storm久保
MOV
→top16通過

この5戦で初日予選終了になります。ウメハラの過去実績を考えるとおそらく「プールがきつかった」とは言わないし言われない気がします。

 

実際Losersどうだったのか

さてそれでは実際Losersはどうだったのか見てみましょう。
同大会で同じくらい(9勝or10勝)のルーザーズランをしたふ~ど、Bono、もけの3名をLosersRound6を基準にして並べてみました(右側2名は後述します)

Losers進行比較

どうでしょうか。ぶっちゃけ日本大会ルーザーズはどこもやばいな!ということになるかと思います。個人的にはふ~どルートが相当やばそうに見えます。もけルートは上がった先がウメハラなことも含めてやばいし、Bonoルートも2021を見てきた現在からみるとなおさらすごいルートです。
ただ他と比べてもウメハラルートの「LosersRound5:Higuchi」は明確に「外れ値」と言えるでしょう。お互いなんでLにいるんだ。
また「面子がやばい」ということで反対側にsako,トラボがいた、ということでもあるでしょう。以下リンクでプール詳細が見れます。
https://www.start.gg/tournament/capcom-pro-tour-2021-japan-1-1/event/street-fighter-v-champion-edition/brackets/921058/1467286
もしウメハラがWinnersでもう1回勝ってから負けていたら上ルートではなく下ルートへ行くため
LosersRound6:sako→トラボ→Machabo→(Higuchi含む上側ルートの勝者)→MOV…となっていたわけです。こうなったとしてもHiguchiは回避できても(できない可能性もある)かなりのルートでした。
なおウメハラはいわゆる「プール内第1シード」の位置ですが、これはシード上位者が勝ちあがったら…という想定で組まれているのでLosersに落ちたらもはや意味はありません(途中で勝った人がそのルートに乗れる、ということでもある)

 

pool7(すぴくん、YHC-mochi)の上下ルート比較

詳細リンク
https://www.start.gg/tournament/capcom-pro-tour-2021-japan-1-1/event/street-fighter-v-champion-edition/brackets/921058/1467292

また右側に別プールの2者も加えてみました。
すぴくんはかなり勝ちましたが、1回戦負けからのルーザーズランだったので有名人密度は薄いように見えます。
そしてこのすぴくんの「反対側」ルートから来て当たったのがYHC-mochi側で、キャミイ3連続で当たり全部勝ったやつです。LosersRound7、8なので当然きついところですが、あきら藤村の並びはかなり強烈に見えます。これはつまりこの2人がすぴくん側には行かなかった(落ちていかなかった)、ともいえます。
また仮定の話ですが、ここでいうsousukeの位置(さらにはそこ以下のLosersルート全員)は餅→あきら→藤村→すぴくん→水派、と倒さなければTop16に行けない、ということになったわけです。もちろんすぴくんルートが「楽」なわけでは決してないですが、上下どちらに落ちていくか?というのはほとんど運なわけですね。

 

この「負けたらどちらのルートに落ちるか」というのはRoundごとに変わります。これはなぜかというと「同じ組み合わせでの再戦」を起きにくくするためです。
ダブルエリミネーションは同じ組み合わせの対戦が発生すること自体は避けられないのですが、いろんな人と対戦できた方がいい、キャラ相性人相性だけで決まらない方がいい、W側圧勝だったのにL側でギリギリ負けだと納得性が低い*1…など色々な要因があるためこうなっています。

 

同じ人との再戦について(cptオン2021_4のケース)

再戦の話をしたので、この点ですごかったケースも紹介します。同じく2021の4回目でのSakaguchiの戦績です。

https://www.start.gg/tournament/capcom-pro-tour-2021-japan-4/event/street-fighter-v-champion-edition/brackets/931290/1482435

Sakaguchi 6-2 13th
vision
〇Ryusei
〇Vanao
×Reiketsu
〇Ryusei
〇Vanao
〇Reiketsu
(Top16通過)
×piroshi

なんと同じ3人と間を置かずに2ループ対戦しています。
早期に落としたRyuseiが途中で負けずに泳いできた→Vanaoは逆ルートに落ちるがLosersSemiFinalなのですぐに合流した→自分を倒したReiketsuがすぐ落ちてきた、というのが同時に発生した非常に珍しいケースです。

日本CPTは「プールにつきLosers1人抜け」なのでここまでのことが起こってしまいますが、こういったケースを緩和するために以下のような対策もあります

・1プール3人抜け(W側1人、L側2人)
LosersFinalを行わず、抜けた先でシャッフルした相手と対戦する形式。今年のEvoもこれ。Evoのような大規模大会はさらに2次予選、3次予選と区切ってシャッフルすることによって再戦を避けています。
このケースだと「LF:Reiketsu vs Sakaguchi」を行わず、互いに別のLosers抜けの人との対戦になります。

・1プール4人抜け(W側2人、L側2人)
LFだけでなく、WF、LSFの2試合も行わない形式。
このケースだとTokido,ReiketsuがW抜け、Sakaguchi,VanaoがL抜けとなります。

・プールをでかくする(合体)
このケースだと、隣のプールと合体してLosersが混ざるようにすると、この3連戦は起こらなくなる(Vanaoルートとの「合流」が先になるので)。とはいえ結局LSF,LFで再戦可能性が高いのは何も変わらないので、上記4人抜けシステムにするにあたってプールがでかくなる…という方が正しいかも

 

おわりに

このように、ダブルエリミネーション、特にLosersでは色々なことが起こりうる形式になっています。誰しもわざとLosersに落ちることはしないので、本当に運というしかありません。
また、Losersで勝ち続けるということは試合数が増えるということでもあるので、普段は目にしないすごい勝ち数になることもあります。これに関しては過去にまとめたものがあります。過去のEvoの記録も多いのでよければどうぞ

格ゲー大会での最多勝・最多連勝記録 - setofuumiのblog

今年のEvoは久しぶりの「多数の日本勢が参加する超大規模オープン・ダブルエリミネーショントーナメント」となるので書いてみました。
大会中のLosersは配信外となることが多いですが、こういったことを気にしてトーナメント表を見るだけでもひとつ別の楽しみ方ができるかなと思います。

*1:これはGrandFinalでリセットがないケースと似ています。PCゲーの大会ではそちらがスタンダードだったりはしますが

これまでの北米MBTL大会・Evo上位シード予想

Evo2022のエントリーリストが公開されたので紹介
https://www.start.gg/tournament/evo-2022/details

白水さんVer
https://shirauzutaisa.hatenablog.com/entry/2022/07/22/133800

 

注:現段階のエントリーリスト由来の情報なので増減や当日欠席はあります

これまでの北米MBTL大会

2021年10月 ThePinnacle 119名

https://www.start.gg/tournament/pinnacle-2021/event/melty-blood-type-lumina/standings

1位:ScrawtVermillionヒスイ、2位:SonicFox秋葉、Top8:Clim暴走アルク
発売直後の大会。北西部のローカル大会+遠征数名、といった感じの大会。

 

2021年11月 4o4MidnightRun(ClimaxofNightサイド) 80名

https://www.start.gg/tournament/4o4-midnight-run/event/melty-blood-type-lumina-9pm/standings

1位:ScrawtVermillionヒスイ、3位:Masomaヴローヴ、top8:Lunarノエル(→現在は死徒ノエル),dekillsage都古
メルブラメイン大会だが発売直後のためサイド開催。
2位の変な名前の人はuniで有名なRedBlade。

2021年12月 CEO2021サイド 84名

https://www.start.gg/tournament/ceo-melty-blood-type-lumina-side-event/event/melty-blood-type-lumina-side-event-bracket/standings

1位:JurassicJack(JurassicOri)、2位LLon_nu13(韓国遠征)
こちらもサイド開催。この回の上位者はほぼEvoエントリーなし。なおScrawtVermillionがこのサイドイベントの主催で運営に回った。

 

2022年1月 FrostyFaustings2022 528名

https://www.start.gg/tournament/frosty-faustings-xiv-2022/event/melty-blood-type-lumina/standings

1位:ScrawtVermillion、2位Masoma、Top8:Lucyロア,Kiriノエル
初のサイドでない大型大会。やはりGFはこの2人となった。
3位の変な名前の人はuniで有名なRedBlade。

 

2022年5月 ComboBreaker2022 252名

https://www.start.gg/tournament/combo-breaker-2022/event/melty-blood-type-lumina/standings

1位:ScrawtVermillionマリオ、3位Masoma、top8:infinityセイバー
Scrawtがマリオに。2位の変な名前の人はuniで有名なRedBlade。

 

2022年6月 CEO2022 96名

https://www.start.gg/tournament/ceo-2022-fighting-game-championships/event/melty-blood-type-lumina-1/standings

1位:ScrawtVermillion、top8:Gavin_XI武装シエル

 

その他
Jasepi志貴(大型大会top16)
上記上位者とローカル定期オンラインで争っているタイプの人
Sosicknashfan都古,Safeヴローヴ

まとめ

ScrawtVermillionがほぼ勝っている。旧作から北米トップレベルの人でDBFZ_Evoでも北米上位経験がある人。次いでUni勢のMasoma,RedBladeが肉薄しているがRedBladeは不参加?
またCB,CEOの上位はあまりエントリーしていない。これはどちらも東部の大会なので西部のEvoまで来るのは大変なため(どんなゲームでもよくある現象)
SonicFoxは初期の大会で活躍したが続けてるようには見えない。dekillsageはやっているっぽい雰囲気はある(両者はスカルガ、DBFZもエントリーしているのでメインゲームではないだろう)。

 

シード予想
JPもわかる範囲で書いた。ここらへん+他地域(欧州、中米、南米など)でstartgg上で実績のあるプレイヤーがいれば上位シードとされるだろう。

[NA]
ScrawtVermillion マリオ(ヒスイ)
Masoma ヴローヴ
SonicFox?? 秋葉??
Lunar 死徒ノエル(ノエル)
dekillsage 都古
Lucy ロア
Kiri ノエル
Clim 暴走アルク
infinity セイバー
Gavin_XI 武装シエル
Sosicknashfan 都古
Safe ヴローヴ
Jasepi 志貴

[JP]
go1
kedako
fubarduck
Moai
じたん
Jing
pikixu

2022年7月第4週トピック

録画
https://www.twitch.tv/videos/1538304604

 

 

・ICFC_KOF(公式)決勝大会
https://kakuge-checker.com/topic/view/07674/

・BrusselsChallenge
https://www.start.gg/tournament/brussels-challenge-major-edition-2022-2/details
欧州勢のみだが強豪がかなり出る

・Evoのエントリーが公開
https://www.start.gg/tournament/evo-2022/details
*エントリ-みてダベった

setofuumiのGGST紹介
https://setofuumi.hatenablog.com/entry/2022/07/20/234224