・日本Eスポーツリーグ
今年9月にされた発表の様子。色々と話題に。
『日本eスポーツリーグ』が2016年11月に開幕決定、プロスポーツチーム東京ヴェルディを含む全国6チームが出場 | Negitaku.org e-Sports
ここで出てくる各チームが選手と「契約」を結んでいるニュースもいくつか話題に。
GO1選手、どぐら選手、たぬかな選手らがプロゲームチーム『CYCLOPS OSAKA athlete gaming』へ加入
・なんなの?
ざっくりいうと2011年から続けているEスポーツイベントであるところの「eスポーツJAPANCAP」の後継イベント。
ぱっと検索して出たやつをリンクしておく。
2011 第1回 http://mastercupofficial.com/747
2012 第2回 http://www.4gamer.net/games/137/G013797/20120427074/
2012 第3回 http://www.4gamer.net/games/137/G013797/20120824102/
2013 第4回 http://www.4gamer.net/games/169/G016988/20130121027/
2013 第5回 http://www.4gamer.net/games/212/G021239/20131018100/
種目は「鉄拳」「FIFA」「StarCraft2」が基本となっており、当初から「地域のフランチャイズチームに所属して対抗戦」という格好で行われていた。北海道のチームなんかはそのまま継続している。
これをリニューアルしてリーグを組もう、というのが日本eスポリーグ、という理解をしている。JAPANCAPの段階では運営組織+周辺機器メーカーが行っていたが、2016年からはさらに関連企業やクラブチームが関わっていくことになった。
・どういうとこなの?
中心になってるのは「日本eスポーツエージェンシー」。
人物で言うと筧誠一郎という方。→筧誠一郎 (@miximouse) | Twitter
「リーグ」「協会」「EスポーツMaX」に関わっている人。
今年色々あった「eスポーツ協会」とは当初から協力関係。
自分が書いたのはこれ Esportsってなんなの?という話 - setofuumiのblog
「協会」は日本代表を国際大会に…という趣旨なので、そこへ繋がる国内大会をリーグで行う、ということなのであろう。
ちなみに「JAPANCUP」時代にnegitakuですでに結構つっこんだ話がされている。
『eスポーツ JAPAN CUP』について思うこと - Negitaku.org Blog
『eスポーツジャパンカップ』を主催する筧 誠一郎氏にインタビュー、ゲーマーが評価される仕組みとしてプロゲームリーグ設立を目指す | Negitaku.org e-Sports
今年の発表では「地域フランチャイズ」というところがかなり強く打ち出されていたので、その方向を目指して進んでいるといえる。
・私見
2012年のインタビューでだいたい語りつくされているが、プレイヤーあるいはコミュニティで大会を行ってきたジャンルは、「地域フランチャイズ」に対して懐疑的な見方になるのはしょうがないところがあると感じる。
また一方で、何のジャンル、ゲームにしても「定期的な(大型)大会」あるいは地方単位での大会、コミュニティの存在というのは、「必要だが難しい」といった段階にあるように思える。そういう状況を支えていく形になるのであれば、「リーグ」は根付いていくんではないかな、と思った。