setofuumiのblog

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SmashGGと大会・トーナメントにまつわる英語

smashGGがめでたく日本語化されたので、簡単なsmashGG紹介ぽく書く(英語が得意ではないため経験で覚えてるだけの知識です)。あとおまけで大会用語とか
https://smash.gg/

 

日本語→英語(我々から見ると元からの表示)

「登録」 registar
これはそのまんま。登録手順も翻訳されていると思うのでここが一番メリットだろう

「ホーム」 details
開催概要、ルール、アクセス地図など。スケジュールや運営者情報・連絡先もだいたい書いてあるところ

「参加者」 attendees
登録した人の一覧。出場種目も見えて抽出・検索もできるので、bracketがなくても有力選手・上位候補のだいたいの見当をつけることができる。 *「ちゃんと事前エントリーされていれば」

「ファンタジー」 fantasy
これは北米大型大会でたまにあるお遊び。あまり使ったことがないので正確なところは不明だが、「好きなメンバー数人にbetして予想的中した人にグッズプレゼント」という企画。誰でも選べるわけではなくいわゆる「レシオ制」なので複雑。

Event,EventSchedule
イベント欄。なぜか原文。ここで各ゲーム個別のページに行ける。以下event内表示


「概要」 overview
全体の進行、上位8名を見ることができ、今進行しているページに飛ぶことができる

「ブラケット」 brackets
だいたいの人がsmashggに見に行くもの。日本語で言うなら「トーナメント表」だが元がそうだし「ブラケット」でいいと思う。「プール」とか「ブロック」とか呼び方は色々あるが総称としてはブラケット。
なお「プール」というのはブロックとかと一緒でただの呼び方なので上の方とか下の方とかの意味はない。(運営の書き方組み方で変わるだけで、Topいくつで変わるとかいうものではない)

「順位表」 standings
概要でも上位は見れるがこっちは全ての順位がきっちり出るし、検索もできる。とても便利。プレイヤー個別の情報にも飛べる(←これが自分の利用法だと神機能)。

「統計情報」 stats
これは大会側で設定していれば色々な細かいデータが見れる。(デフォ?だと「シード順をひっくり返した番狂わせの数」「ストレート勝ちの数」がある。スマブラ大型大会だと他にも色々設定されてる)。スポーツ関連でスタッツという言い方もする。

*マフィアマーク
個人のアイコンにたまについている謎のマーク。これがあるとその個人の過去大会結果とかが見れない。本人がオプション設定しているわけではなく、本人以外の代理エントリーだとだいたいこうなっているように見えるが謎。
追記:やはり代理登録だった模様
https://twitter.com/tetsur00/status/1100308531721396224

 

大会の用語

upset
統計情報の欄にもあるが、要するに「番狂わせ」「下剋上」といった感じの言葉。

popoff
upsetした時とかに要するに喜んで飛び跳ねたり走っていったりすること。飛ばずに地面を転がったりしてもpopoffと呼ばれる。たぶん。

DQ(dis-qualified)
よくあるやつ。大体の場合欠席か遅刻あるいは辞退。言葉そのものは「(運営・ルールによる)失格」なので違反行為などでルール裁定が下った時にもこうなるだろうが、ほぼない(アケコントラブルなんかは1本失うだけなのでこれには該当しない)

Exhibition
よくあるやつ。エキシビション。エキシVisionではない。

Double/Single elimination
よくあるやつ。エリミネーション。イルミネーションだとピカピカ光るやつ。

Swiss Draw
スイスドロー。すごく簡単にいうと、参加者全員が、同じ勝ち星の人同士がランダムに試合を何度か繰り返す方式(詳細は調べよう)。
あまり文字で見ることはない。Drawはトーナメントの組み方みたいな意味なのでスイス式トーナメント。欧州の大会予選や各地のカジュアルな対戦会だとたまに採用される。全員同じ回数試合ができ、大勢の中から上位数名を選ぶのに適した方式。

KingOfHill
キングオブヒル。大会形式の一つでたまにネタになる「シード最高の人が決勝戦だけ試合をする」形式。これはネタではなくて「参加者全員での総当たり予選リーグ戦や年間シーズンの結果」がある場合は妥当な形式である。lolの韓国リーグが採用していたり、日本プロ野球のCSも厳密に言えばこれである。
https://twitter.com/setofuumi/status/1090518373190889474

DoubleJeopardy
ダブル・ジョパディ。二重処罰。本来の意味だと法律に「~の禁止」が書かれていて「同一の犯罪で二度有罪にはならない」ということ。
転じて大会だと「同じ相手に2度負けてダブエリ敗退」を意味する。明文化はされていないが北米大会運営もこれは「(少なくとも1次予選では)あまり良くないこと」としている雰囲気があり、再戦が発生しやすい予選のルーザーズファイナルを消化せずにシャッフルする方式も近年増えてきた。
*この問題がとてもわかりやすく解説されている記事があったのでリンクしておく

EVOJapan2018の敗者側トーナメントで"再戦率"が高かった理由 - Harukiのスマブラなどブログ


ちなみに日本語ネタだと「日に二度敗れるバカがいるか」があるがこれは同一人物ではないのでダブエリで優勝していない全員に言えてしまう。

LosersRun
ルーザーズラン。敗者側に送られた後連勝して生き延びること。ちなみに負けた時点から勝者側の2倍の試合数が必要。日本だと泳ぐ(これは「プール」という用語が変に普及しすぎたせいもありそう)だが走るということもあるっぽい。
*追記:英語でも「プールを泳ぐ・溺れる」という表現は普通にするっぽい