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ECT2024,FA2024観戦記録

10月2週のECT,FA北米ダブルヘッダーが面白かったので記録。

もくじ

パワレン(BftG、Battle for the Grid)

録画 https://www.youtube.com/watch?v=GZb2r0Exu5U

日本勢umaiが遠征参加。
何もない所から突然生まれたわけではなく、オフ大会が復活したあたりから「パワレンといったらECT」という雰囲気になっている(北米内からの強豪遠征参加や公式からの告知・サポートなど)
そして今年の関西KGP2024でのパワレン部門は北米勢Son_dulaが参加して4位、そこで1位だったumaiが逆の立場で遠征参加した…という背景。
https://tonamel.com/competition/1xK4u

前年1位、2位が不参加でちょっと残念だったが結果は1位北米アルカプ勢トップでもあるEvasionで初優勝。日本勢umaiは7位入賞だった。またumaiをWinnersで倒したのは何と欧州勢(UK)遠征参加のRawketPawnchだった(結果は5位)

 


DBFZ(WorldTour最終戦

 

top16 https://www.youtube.com/watch?v=dlS9hoe6f1s
top8 https://www.youtube.com/watch?v=kur5S0fmaCE
ホントのほんとのツアー最終戦。ツアーランキング上位のHikari,Zaneが参加で本命。優勝+400だけでなく2位条件、3位条件(でツアーランキングに入れる)プレイヤーも少数いた。
結果は東部コミュニティ上位常連だったmuffinNYC(登録名はPredのLegendarryを借りている)が優勝。激変の2024環境をベビークリリン亀仙人とかいうチームで駆け抜けた。
GrandFinalはEvo2023覇者hikariがリセットするもMaffinがクリリン逆3縦などを決め振り切った。
。結果的にEMEA勢の300点台の人が脱落でMuffinが決勝参加権利獲得。それ以外の変動はなく、ランキングの最後尾は北米Lucarの365となった。

世界上位のHikari,Zaneが参加していたがどちらもScrubDaddyLee(ジレンフリーザブロリー)に1回ずつ敗れた。これも東部コミュニティ常連のプレイヤー。hikariにはtop16のwinnersで、Zaneにはtop8ルーザーズで勝利。Zane戦はフルカウントのラス1同士からの1ゲージガードされ3ゲージで決着。大会を最も盛り上げたのはこの人だろう。


GBVSR(AWT_Gold)

FirstAttack

https://www.twitch.tv/videos/2274376542?t=2h45m46s
1.Zippy ルシファー
2.BluSkyGuyBSG バザラガ
3.kojicoco ベリアルなど
4.Aarondamac ベリアルなど
Zippy,kojicoco,Aarondamac,BluskyguyBSGが北米から遠征参加。ZippyはECTのほうが近いはずだが他3人は北米の西側勢なので長距離移動するならこっちでいいとの判断か。
その4人がきれいにtop4になり、結果はニーア→ルシファーの選択をしたZippyが優勝。大きくAWTランキングを伸ばした(245P)。2位にはこれまでの北米大会でも活躍のあったBSGバザラガが入り、kojicoco,evo覇者aaronの2人はベリアルを中心に戦ったが敗れた。


ECT

https://www.youtube.com/watch?v=pan7ETSqNag
1.Zane グリムニル
2.Xerom シャルロッテ
3.GucciBluntWrap ユエル
4.Ryazo シス
こっちは東部を中心に有力・実績者がだいたい参加。激戦になった。
ここを制したのはなんとDBFZから越境のZaneグリムニル。強豪をギリギリ2-1で下し、GFではWFで0-3を食らったXeromに3-2,3-2というとんでもない粘りで初優勝となった。XeromはZane個人に対して7セット取得,トータル7-6で勝ち越しだったのに負けてしまったことになる。
ZaneはDBFZでも粘り強い試合が多く(キャラも浮遊のあるザマスで若干似ている)、強いのはもちろん強烈なパーソナリティを持ったプレイヤーだなと感じる。
この結果でZaneはAWT200ポイント越え、決勝進出がかなり現実味を帯びてきた(DBFZは決勝進出済み)
3位のGucchiユエルはオン結果では有力だったがオフ大型では初の活躍。ギリギリの試合でZaneに落とされたあとは強豪を次々に破り驚異のルーザーズランを決めた。
4位のRyazoは他ゲーでも大物食い実績のあるダークホースで、EvoではGameraを倒したプレイヤー。
Evo上位Artorias(ジーク),AWTランク上位Elsa(ニーア),北米大型実績者Wavie(カリオストロ)もいたが↑の2人が上位進出を許さなかった格好。

GGST(AWT_Gold)

FirstAttack

https://www.twitch.tv/videos/2275050096?t=0h13m43s
1.JonathanTene ソル
2.Diegubis スレイヤー
3.LordKnight ABA,メイ
4.Konkon ジャックオー
北米上位はJonathanTene,LordKnight,Aarondamacが参加。優勝は順当にTeneソルで、AWTランキングも上位につけた(165P)。
跳ねたのが地元プエルトリコ勢のDiegubisスレイヤーで、LK,Aaronの遠征組をルーザーズから破ってGF進出。もともとはポチョ使いっぽい。

ECT

https://www.youtube.com/watch?v=KxUIEr_y_rE

1.Nitro ジャックオー,ジオヴァーナ
2.Razzo スレイヤー
3.Umisho ソル,メイ,予選ケイオス?
4.OneTrueSnorlax 名残雪

Evo覇者Nitro,Umishoがいるが東部の強豪がまあまあかな、といった出席率だった。優勝はEvoに引き続きNitroでやはり強かった。Umishoはメイなんかも使いながらRazzoスレイヤーに負け。前週のDreamHackでも同カードで負けており克服が課題か。
4位には初年度から大会結果のいいSnorlax名残雪が入り大型オフ大会キャリアハイ。ちなみにsnorlaxはカビゴンの英名。
AWT的には100Pが消失、umisho(126→146),razzo(20→65)がポイントを積み増した格好。

 

AWT経過

こうなった(setofuumi調べ)

 

SF6(CPTプレミア)


https://www.youtube.com/@CapcomFightersJP/videos

結果は日本の板橋ザンギエフが優勝。winners,上位の展開は日本語配信参照とするが、北米最有力のBooce、DualKevin,そしてルーザーズランのiDomをシャットアウトしたのはさすがの一言。北米勢は自国切符を目前にしながら粉砕された。

一方でEMEA勢はbigbird以外は不発。北米地域強豪がupsetを連発した形。
17th EndingWalker IReflexx(ケン)→KAMI(ルーク・豪鬼)
49th AngryBird Youngmattteen(ケン)→Ramsey(ザンギ)
97th ProblemX Marine(マノン)→NYCMasterMike(AKI)

特にReflexはかなり謎の人でECTにのみ参加するタイプの人(ログを見ると本来はOW2メインっぽい)
AngryBirdはyoungmattteenに負け、このyoungがcooscoに負け、板ザンはCooscoに勝ってtop24通過した。ルート的にはラッキーな形。

目立ったのはFatality(DJ)の13位で、この人はめちゃくちゃ有名なスマブラ勢(DX,SPでキャプテンファルコン使い)。これまでスマブラ勢はRiddlesが結果を残していたがそれに続く形となった。まあやや当たり運が良かった感はあるが。

idomはProphet(AKI)に敗れてから怒涛のルーザーズランでEvo2022を彷彿とさせる活躍。GF到達時点で14勝、GFはリセットできずだったので15勝到達はならず。15勝していれば2度目の沢村賞受賞だった。現在2度の沢村賞はときど(2017evo,2018evoに記録)のみ
*15勝=沢村賞というのはsetofuumiが勝手に作っている指標 

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