setofuumiのblog

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sf6_cpt_ww日本で採用されているプール形式(仮称:160方式)は何なのか

ww日本ではstartgg使用で、トーナメント形式がちょっといつもとは違う感じのものが採用されているのでその解説

これはきょう開催される2回目のもの→ Japan - World W... | Events

 

特徴

・1次予選poolが20個(2,4,8,16,32,64...という倍数ではない)

・2次予選でその20個を8つにまとめる(top160になる)

ww日本2次プール

何が起きるか

・Losersは通常の形式よりもさらにめちゃくちゃに混ざる

・2次ブロック内10人のwinners抜けのうち4人(全80人中の32人)は2次予選のところで0回戦を行う

・0回戦アリの4つはトップシードと当たる(つまりこの中で下位シード扱い)

 

解説

実はこの「割り切れないpool数でやって2次0回戦でまとめる」のはEvoで以前採用されたことがある。↓をみるとpoolの数がバラバラなのがわかる。少なくともこの採用例があるので日本wwだけのためのものではないが、採用理由は不明。大人数だから?

https://www.start.gg/tournament/evo-2018/events

実際に大会でどうかというと、まず目立つのがwinners0回戦であり、この画像ならば「shohei,kuritaoyakata,jazzy,hikaru」の4名と「その4人が属するpoolの参加者全員」は他よりも1回戦多いルートなのが配置時点で決定付けられているといえる。

日本において「poolで3連勝した人同士」の対戦はとんでもなく高いレベルなる可能性が高く、正直めちゃくちゃ大変に見える。

またブロック内トップシードの2名(Oniki,Dogura)はこの4プールぶんの人数+0回戦ルートを生き延びてきた人間と当たるため、ぶっちゃけ隣よりも「やばい人」が来る確率が高まっている。

4プールの参加者は0回戦確定と書いたが、逆にいうと「そうでない6プールの参加者」はシードされているプレイヤーを倒せば1回戦ルートを奪い取れるということでもある。

この画像だと(akira,nauman,tachikawa,mvciyarimasenka)のプールに配置されているならば、そこのプールで勝てば「2次の0回戦がなく、WSFまでトップシードにも0回戦突破者にも当たらない」というルートが確約されているといえる。

といったように、プールの配置時点で色々なことが決定付けられている形式だが、日本大会はそれ以上に「やばいやつ・ネームドがどこにでもいる」状況なので誤差みたいなもん、とは言えるかもしれない。