setofuumiのblog

格ゲーを見ます

2023年プレイバック 公認大会シーズンの復活

白水さんとダベった時の内容を記事化

https://www.twitch.tv/videos/2016023821

メーカー認定大会の復活および変化

いわゆる「大型大会」は2022で既に復活していたが、2023はそれに合わせた"メーカー認定大会によるシーズン"が本格的に復活した年になった。
とはいえ2019の通りということもなく、ここ数年でオン化したものはそのまま継続したり、2019年まででだんだんと変化してきたものをさらに進めたり…というところで各メーカーにより公認大会、公認基準が大幅に違うシーズンとなったのがくっきり出た年にもなった。(なので「この大会に色んな人がたくさん遠征して参加する!」という大会があまり発生しなかったので大会オタクとしては若干さびしい年でもあった)

2024シーズンはより定着・拡大が進むと思われるので、2~3月の決勝大会後の発表に期待したい。また春に移動して今後定着するであろうEvoJPの扱いにも注目だろう(今年のEvoJPは鉄拳TWTのみ認定)。

各メーカーの公認予選システム
SF6_CPT
主要3地域での3回のプレミア大会*1と多数の地域別オンライン
鉄拳_TWT,DBFZ_WT
マスター・チャレンジャー・Dojoのこれまで通りのシーズン
GGST_AWT
各地域4回ずつ12回の大会を予選認定
KOF_SWC
リージョン制限なし・ありの区別がある32大会(オンを含む)を予選認定

各メーカーの特徴
SF6_CPT
コロナ期のオンラインCPT形式を踏襲。くわえてもとから構想されていた地域ローカルオンラインコミュニティから代表選出させる「WorldWarrior」形式を並行したため、ほとんどの大会がオンラインに。

鉄拳_TWT,DBFZ_WT
鉄拳では参加人数が多くなる定番大会だけではなく「競技的に盛んな地域」での大会をより格の高い公認大会化するという流れが数年続いており、それが加速した年になった。具体的には「パキスタン・インドの南アジア」「南米(ブラジル以外)」「南アフリカ」へ格の高い公認が与えられているのが特徴。
DBFZでは2019とあまり変わらないが各地域バランスよく公認大会を配置したうえでそれ以外の大会でのポイント上位が権利獲得できるシステムになっている。結果的にその枠ではコミュニティ・大会・遠征参加がある程度継続されている北米東部と欧州のプレイヤーが出場することになった。

GGST_AWT
毎年形式が変わっているが2022-2023(決勝8名)から拡大して16名決勝・公認大会12回という形式になった。2023は公認大会上位者のみのポイント枠(3名)ということになっているが、過去には鉄拳Dojoにならってdaredevil大会枠というのもあり2024シーズンがどうなるのかは謎。

KOF_SWC
32人の決勝枠に対してすべて「一発切符方式」で予選を行うため世界中大小さまざまな大会に認定を与えている。大会の選別はちゃんとコミュニティを把握してされていると思うが、少ないところは参加者10人くらいだったりはする

*1:*ただしシンガポール、フランスは形態としてはゲームショー併設のカプコン主催大会