splatoon3内でナワバトラーを全マップ30勝（全キャラではない）してランク50になるまでやったのでせっかくだから攻略っぽいものを書いておく
・なんかもらえるの
キャラに30勝でスリーブ、ランクでネームプレート関連。金やカードがもらえたりはしない。
・どんくらい勝ってるの
デッキもプレイも手なりでやってるので対策がハマった相手以外には普通に負けてた。体感五分よりはちょっといいかなくらい。全部引くからそこの紛れはないけど初手事故や「あのカードで埋めてSPを取ろう」というのがラストドローだったりするので引き負けはめちゃくちゃある。
・なんか相手ズルしてない？
こっち有利の塗り勝ちや貫通はめっちゃあるのでズルはしてないけど、なんかこっちのデッキ内容or手札は考慮して置いてる感じはする（こっちもやろうと思えばやれることではある）
基本はラストスペシャルSP撃ちとその逆算
ウルトラショット等のゲーム内スペシャルのカードは「12マスを3SPで撃てる、ただしSPマスは無い」という性質で統一されておりこれをSP撃ちするのがどう考えても強い。なので「最後のターンで3SP消費して一番マスが取れるところに置く」がほとんどの場合正解になる。レアカードなのでこれだけポイント交換した。
単純に12のマスとして置いてもいいのでなんなら2枚以上入れてもいい。一部MAP以外はウルトラショットが強く感じた*1
「最後のターンで3SP消費で撃つ」が決まっているので、直前の「あと2ターン」の時の行動は自然と「なんとかして3SPを作る（1SPを使って2SPを取る等）」「余剰のSPを使って通常カードによるSP撃ちをする」のどちらかになり、その中から最も点が高いものを選ぶのが手筋になる。
逆算サンプル
解説：ラストドローがウルトラショット確定。右下の空間に12（今引き）を置けるし、5を置いてSP+1もできるが、SP1消費で3置きSP+2（この3置きでの獲得は5点差）を取った場面。
ウルトラショットは12のSP置きでMAX24点で、素直な盤面なら20点くらいは確実に取れる。なので仮に+20とする。
12を置いて次順SP2消費で5置きで5塗り返し→12+5×2=22点
5を置いて次順SPウルトラ→5+20=25点
SP3置きで次順SPウルトラ→5+20=25点
点は5置きでもSP3置きでも一緒だが、SP3置きの方がウルトラショットの土台になると判断した（厳密にはこの巡目にウルトラショットをどこに置けるか確認しておくべきではある）
もし3マス塗り変えとSP+2が両立できる場所があればSP3置き一択になる。後から気付いたけど相手にSPを渡しているのでそこはマイナスポイント。それを避けるなら5置きになるか
「SPが取れるように小さいカードを入れろ」というセオリーはほとんどこの3SPのためのものなので、極論するととにかく3SPさえ取れればあとは置きに強いやつを置いていくだけでよい（きれいに組んでもう一発SP撃ちするのがベストだしそうすべきだが、前提として陣取り・置きあいで負けないことの方が重要）。いわゆる「テトリス棒」系を壁際に突っ込めば3SP確保は容易なので自分はよく使っていた。
デッキについて
「バランスよく入れよう」とだいたいのところに書いてあると思うのだが当然MAPの広さによってベストな配分は変わる。カードの数字が小さいと陣地負けもするしトータル点も負けるので、「SPを溜めて撃とうとしたときには逆転不可能な点差がついていた」という展開の時はデッキと運用を相手に合わせて修正した方がいい。始めたばかりだとついキレイに組んでしまうが、上記のように3SPあれば最終的に勝負の形に持っていけるので、陣取り意識強めでやった方が勝ちやすいと思う。
また狭いMAPはこれに同時塗りや交錯の要素が混じってくるのでかなり難しくなる。狭いMAPの体感、感想は後述する。
各MAP指針
まっすぐストリート
かみなりステーション
うねうねリバー
ぽっかりレイク
ふたごアイランド
普通の置き勝負になるのでなんでもいい。「ぽっかり」と「ふたご」はいくらかはMAP合わせ、相手合わせのデッキにした方が良いが、まあ勝てる。
追記：うねうね後半の相手にやたら負けたので書いておくが縦長カードで急戦を仕掛けてくるのでこちらも大きいカード、縦長カードで急戦ぎみに行くしかない。相手の数字がデカいので貫通されても負け、防御しすぎても負け、あと自陣がかなり狭いので普通のMAP用に組んだデッキのシナジーが生きにくい。
相手は11，8のカードが主戦力なので、中央で10，7のカードをそれにぶつけるように置ければアドバンテージを得られる。
またSPは地形的にウルトラショットがかなり使いにくいのでここは別のものを推奨（相手はメガホンを使用）
ましかくスクエア（ヤシガニさん）
めちゃくちゃ強い。最強。
と感じるのだが、これは何でかというと「ヤシガニデッキのほとんどがデカい13マスなので、普通のデッキでやるとヤシガニが基本点でそのまま勝つ」というのが原因。そしてこのMAPの構造上すぐに同時塗り、交錯が発生するため、完全に防御することはほぼ無理、というのを理解する必要がある。
回答の一つとしてはあるだけ縦長をブチこんで壁から2マス残して一周する戦法。ヤシガニデッキはほぼすべてが幅3がないと置けないカードなので、最速で相手のパスを誘発させる感じ。こちらは11以下のカード中心になるため同時塗りにもほぼ勝ててアドバンテージを得られる。
ちなみにこの「幅2にすれば置けなくなる」のような手筋は他の相手でも活用できる。他はヤシガニほど極端ではないので1枚刺しの対策カードがあったりするが、ここで自分のデッキと相手のデッキの相性を考えておく癖をつけると以降勝ちやすい。
上手くいった例
ばってんガーデン（ジャッジくん）
初動で左右を完全に埋めるのが困難で、かつ中央での同時塗り、交錯が起きやすい。そしてそれは初手の引きでかなりブレるので常勝が難しいMAP。逆に運で勝てる場合もある。
ジャッジくんはデッキバランスが良く散らしてあるため先読みもほぼ不可能（縦長は10のカード、8ピースが多いとか一応読みポイントはある）なので、「とにかく初手でデカいものを置く」「置いたらとにかく相手の脅威になるよう伸ばす」という攻略と呼べないような攻略であとは臨機応変という他ない。お互いに初手から相手側の「角」まで到達するのがセオリーなので、狙える長いピースを入れる、引きが良ければ角狙い、良くなければ相手の角狙いのケア（自陣側の角を埋めるだけでなく左右側に伸ばすのが丸い）がいいだろう。
またジャッジくんデッキはウルトラショット、8ピースが多数積んであるので、3SP持たれたときに非常に逆転されやすい。不必要に相手にSPを与えない、あるいは積極的に相手SP取得の妨害もできるとよい。
初動で防御を完璧にできるほど幅が超広いものはレアカード（フレッシュ）を引いていないとなかなか使えないし、また初手以外の扱いに困るので入れすぎても苦しい（特にコモンのダイナモローラーは初手ならベストだが初手以外の運用はかなり難しい。自分は最終的に抜いた）（ダイナモかフレッシュ初手の時だけ勝つ！みたいなスタイルも一応あり）
相手デッキ全体としては中央密集型の円形、四角形のピースが多く、2手目3手目で相手側の角へ縦長系を強気に置くとすんなり通ったりして五分以上の展開になりやすい。左右の封鎖に失敗しても相手陣地に伸ばすことで得点確保できたりする。またMAPの隅に突っ込んでの得点確保にも向いている。リッター4kやヘビがその用途に向くが、置き制限や塗り負けを感じる時が多かったので後述のサンプルデッキでは外している。
こぢんまりスタジアム（スタッフさん）
超特殊MAP。とにかく小さいカードをいれてSPを撃ちまくることになるが、致命的なのは「SPマスに邪魔されて最後の1手でスペシャルのデカいカードが置けない」ということが普通に起きること。むりやり置けたとしても相手マス塗り替えが満足にできず逆転不可能になるケースが多い。
とにかくSPをとって後半の流れで相手の陣地を細かくSPで塗り替え続ける…が定石になる。最終ターン以前にとりあえずで塗り替えても相手に塗り替えチャンスを与えることになるので、「自陣色のかたまりをSPマスでブロックする」という意識も必要。
ポイントとしては立ち回りでさほどSPを稼げなくても「2SP消費で盤面のSPを回収してSP2獲得+相手陣地塗り返し」ができればループできること。なのでSP2消費で打てる4、5のカードはうまく使いたい。6のカードはだいたい形が強く相手の7（スタッフさんは7が比較的多い）との同時塗りに強いが、SP3消費なのでSP使用には向かない。SP3消費するなら3消費の中で最大の8のカードを数枚入れてもいい。スパイガジェットが疑似ウルトラショットな感じで使えて強かった。
またスペシャルは頑張って使ってもいいし抜いてもいい微妙な所だが、相手側にスペシャルの「アメフラシ」が入っているのでこちらもアメフラシを採用してどこに置けるか把握→相手に置かせる→SP置きで100%塗り返し…ということもできる。これはスタッフさんデッキの次にデカいカードである11タコトルーパーにも同じことが出来て（SPマスがあるので100%塗り返しはできないが）、1枚入れておくと自陣のケアがすごく楽になる。本当は入れなくても「ここにタコが入るから警戒しよう」となるべきだが、そこはまあ人間なので自分の手番でイジってるとわかりやすくなるよ、ということ。
紹介した3種のMAP用デッキ（結構テキトーにいじっているので別に正解ではない）
*1:ただしウルトラは置きの可否、最大の置き場所探しが直感的にわからず時間がかかるのでそこは欠点
