2018年7月3週の大会感想（VSF,DtNなど）

記録も張り付けるので長くなります
もくじ
VSFイギリス→DtNアメリカ→CPTOアジア(南)→FiRブラジル

VS Fighting（イギリス）

詳細・有名プレイヤー動向は格ゲーチェッカーさんで

イギリス大会「VSFighting 2018」結果

イベハブ結果一覧

VSFighting 2018 results ft SonicFox, Go1, Infiltration, JDCR, Fujimura

結果・海外プレイヤー等雑感

・SFV
とにかくShakzがすごかった。5月のstufestは地元フランスのFnatic|Akainuが生き残ったが、今回は地元イギリスのFnatic|Shakzが生き残った格好に。
このShakz、去年序盤、突如UKの大会で頭角を現し(ララ・かりん・キャミイを自在に使いこなして入賞)、その当時はじまったプロリーグ「Gfinity」にもすぐに契約・参加、UK周辺のランキング大会でポイント圏内へ何度か入賞、最終的にEGX(イギリスプレミア)9位の成績をあげ、今年も先ほどのスペインランキングで3位となっていた。まさしくシンデレラボーイである。また先日のスペイン大会ではチームメイトのakainuやUK勢がかわるがわるセコンドにつくなど、周囲の期待がうかがえていた。
彼の活躍で沸き立つ観衆（というかプレイヤーたち。Gen1usが目立つ）

https://clips.twitch.tv/AssiduousOddNuggetsDendiFace

相当若いのが見た目からもわかるが年齢は諸説ある模様

shakzの年齢はよくわからない
Gfinityだと20歳と紹介されててhttps://t.co/qX4swigsib
彼が所属しているチームfnaticでは
2000年3月7日生まれの18歳と紹介されててhttps://t.co/RVpvraPJat
ただ彼の誕生日はツイッターによると
1月17日https://t.co/IQpg9zPOME
謎である
— 白水(shiramizu) (@shirauzutaisa) July 23, 2018

ほかの欧州勢はInfexious,Gunslingaの是空使いが活躍したものの全体としては遠征勢にやられる結果となった。ベテランRyanHartがガイルも使用し17位と復活したのが目立ったか。

・DBF
上位はほぼsummit組+日本遠征勢だったが、事前に注目されていたドイツのZer0qがTop8に進出の5位入賞。やはり強かった。同じく注目のShanks、大会結果の良かったAixyが9位。また同じく9位のPlatinumKid (Vegito, Frieza, Kid Buu)が見たことなかったので驚いた。チームもかなりの謎。

Defend the North(アメリカNY)

https://smash.gg/tournament/defend-the-north-2018/events

Defend the North 2018 results ft. NuckleDu, ChrisG, Smug, MenaRD, Punk

おもな配信録画(多種目大会なので他にもいくつかあり
https://www.twitch.tv/teamsp00ky/videos/all
https://www.twitch.tv/kpblive/videos/all
https://www.twitch.tv/tsb_blaze/videos/archive

NY大会だが「ドミニカ軍」が遠征（ちなみにドミニカやプエルトリコは南米の奥の方よりもアメリカ東海岸のほうが地理的に近い）。day1の最後に5vs5の「NY対ドミニカ」が開催。結果はなんとなんとCabaの5人抜き。あっさりと終わってしまった。
NY　Dieminion、Smug、KAMI、iDom、Shine
DR　Caba、MenaRD、Lilo24k、DRRay、DRMandrake
タイトルが間違ってるが録画はこれ
https://www.twitch.tv/videos/287121022?t=04h54m20s

本戦SFV結果はGhostのスポンサードを得たNuckleDuの優勝。今シーズン初優勝で、menaRDにはミカを投入し勝利（以前の大会ではガイルで負けていた）。
2位はiDomララで、去年のDtNに続く2連覇はならなかったものの、NY：NLBC最強の実力を見せた。また北米東部強豪がそろっている中でダイミニ弟ことKreymoreメナトが入賞。他地域と同じくメナトのポテンシャルを発揮した。
ドミニカ勢はTop8に3人が進出したが、最高位は4位menaRD。Lilo24kバイソンが7位入賞で噂通りの強さがあった模様。Lilo24kはドミニカ大会優勝（=menaRD出資によるEvo挑戦権を獲得）。Evoでも怖い存在。
また大会上位常連に混じって13位に入ったTOSFHQ|Sabour (Urien)は最近好調のカナダのプレイヤー。こちらも注目だろう。

NYの（いい意味で）身内感あふれる面子+にぎやかなドミニカ勢があわさり非常に楽し気な大会であった。
実況のクリスMに帽子をかぶせるYipes（そのまま試合開始）
https://clips.twitch.tv/ConfidentSnappyCookieBIRB

クリスGとのいぶきミラーを制したDRRayを応援するドミニカ軍
https://clips.twitch.tv/EntertainingWimpyOtterPunchTrees

DBFは当日エントリーのHGGが圧倒的優勝。CEOで上位になったGG勢KnowKamiがクリスGを倒しての3位入賞、NLBC対戦会で優勝など活躍していたギニュー使いDoubleLLが5位入賞。
BBTAGはSKD(ブレイク・ジン)がこちらも貫録の優勝となった。BBTAGはpunkが2位になったのが驚き。やる気があるようだ。

順位表コピペ

9. TSB|Blaze (Vegito, Goku Black, Vegeta)
9. EG|NYChrisG (Bardock, Tien, Vegeta)
9. CLE|NecroUndine (Cell, Kid Buu, Bardock)
9. PG|Coach Steve (Bardock, Majin Buu, Vegeta)
13. JMoney (Vegito, Android 16, Yamcha)
13. BFGC|T-Wong (Kid Buu, Adult Gohan, Yamcha)
13. PG|RayRay (Cell, Tien, Kid Buu)
13. EMP|DragonGod (Cell, Kid Buu, Goku Black)

CPTOアジア(東南アジア地域)

Capcom Pro Tour Asia South East Online Two results ft. Chuan, NekoXX, MindRPG, Brandon, Bravery

Capcom Pro Tour 2018 Online Ranking: Asia Southeast 2 - YouTube

優勝はマレーシアのChuanで、この地域オンライン2連勝となりアジア地域1位となった。こちらに出ると予測されていたXianは不参加。
2位は先日のマレーシア大会でプール抜けしたBraveryキャミイ（シンガポール）。前回に続けて入賞のCogumerlimアレクはブラジル籍だがタイ在住のようだ。
Chuanはこれでアジア決勝出場は確定。アジア地域は残るところ「日本を含むオンライン2回目」と「SEAMでの地域決勝併催のオープンプレミア部分」の2大会のみとなる（SEAMオープンはBizzaroMikeの説明によるとGPはプレミア配点だが地域Pはランキング配点とのこと）。また「地域決勝優勝者のGP枠通過による繰り下がり」は地域Pではなく該当地域プレイヤー間のGP順とのこと。なのでChuanが繰り下がり候補1位になるとは限らない。

Street Fighter 5: Arcade Edition — Results
1. AB|Chuan (Guile)
2. Bravery (Cammy)
3. PBE|Don (Akuma)
4. Brandon (Akuma)
5. AN|CogumerLim (Alex)
5. OswaldAce (Laura)
7. AR|Book (Akuma, Ken)
7. TJ|MindRPG (M. Bison)

9. SB|TheyVeed (Urien, Laura)
9. VS|DublexCity (Blanka, Balrog)
9. Fubarduck (R. Mika)
9. TheBigRedMachine (M. Bison)
13. Dixon (M. Bison)
13. VS|YassBass777 (Dhalsim)
13. Leslie (Rashid)
13. Iketomo (Dhalsim)

Fight in Rio(ブラジル)

https://smash.gg/tournament/fight-in-rio-the-slugfest-2018/events

Fight in Rio 2018 results ft. Brolynho, DidimoKOF, HKDash, DoomSnake, Dark

https://www.twitch.tv/fightinrio/videos/all
https://www.twitch.tv/kombatklub/videos/all

規模はそれなりだが、ブラジルの強豪がほとんど参加したようで激しい大会だった模様。過去ブラジルからCC出場のChuChu,Keoma,Brolynho,didimokofらも参加。ChuChuは久しぶりに見た。
結果は去年ラテン地区11位のPaulowebララが全勝優勝。2位はオンラインで好調のArthuroRay豪鬼。去年7位StunneRキャミイ、14位Shingolexバイソンなどが入賞。入賞者は直前まで行われていたブラジル大規模オンラインで好成績の人が多かった。
この地域現状トップのBrolynhoは17位、それに次ぐHKDashは7位にとどまり、ブラジル内での競争の激しさを感じさせた。

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