setofuumiのblog

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CPTプレイバック2018 番外編「あれってどうなの?」

今年大会であった「どうなの?」っていうところいろいろ

「GFリセットしたらどうなの?」
事例紹介。

番組的な構成の「E-League 2018」ではときど-Smugでリセット。5分のインターバルがあった。
ELEAGUE TVのELEAGUE Street Fighter V Invitational 2018 Playoffs begin at 3pm ET Friday, July 13th. をwww.twitch.tvから視聴する

これと対比されるのが2017年のEvo_GF、ときど-Punkでは30秒で開始している。「ここでインターバルを置けば…」という意見も見られた。

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CPTではないが2018年Evo_DBFZ_GF、GO1-SonicFoxでは「サイドスイッチ」を要求。説明不要なほど話題になった*1が、これはルール上適切な要求で、「対戦相手の同意がない場合は公平に決める」となりSonicFox側の要求が通った、とのこと。ただそのやり取りに3分以上かかってしまったのはGO1側には不運であった。

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古いが2016年SFVのケン使いJulioによって話題になった「ライフライン:テレフォン」も議論を呼んだ。
levelupliveのTXS16 Street Fighter V Top 8をwww.twitch.tvから視聴する

今年のCC_LCQではDankadillasがリセット後立ち上がり観客側のWNFの仲間たちのもとへ行きハグする場面があったが、コメント・運営ともに「No Coaching!」ということですぐに引きはがされ席に戻っていった。個人的には非常に素晴らしい場面。(プレイバック_Dankadillas参照)

 

「リセット前」と「リセット後」は別試合(試合というのがあれなら別セット)…と理屈ではそうなっている。W側がL側の立場になる…以外引き継ぐ要素は何もないわけだし、やはり別セットは別セットではある。であればこそSonicFoxの「サイドスイッチ」は通ったわけで、Eleagueのようにインターバルを置くのも別に間違いではないだろう。
とはいえリセットの興奮をブツ切りにするのは絵的にもったいないし過剰なインターバルは「流れ」を持っている側に不利なのは間違いないところではあるし*2、「壇上でのコーチング禁止」はここ数年きちんと整備されてきたことでもあるので、席を立てる立てない、リスタート時の設定、リスタートするまでの時間制限といったルールの整備の問題になっていくだろう。(インターバル時間制限はGFリセット以外にもありえる状況なのでルールとして整備されており実際運営がアピールすることもあった。2015年Evo_SF4壇上など)


「観客との距離ってどうなの?Part2」
前に書いたのはこれ
http://setofuumi.hatenablog.com/entry/2017/06/02/193535
今年のEvoでもCoolkid,CabaのTop8決定(各プレイバック参照)、そしてProblemX優勝時の欧州WSO勢、ComboBreakerのNLプレミア初優勝での韓国勢、と色々あったし、どれも良いシーンであった。

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今年のEvoは何かとセキュリティが話題になった。実際予選会場のCoolkidの際は肩を叩く程度で押し返されていた。Cabaの方は自分から行っちゃってる。またProblemXのところはおそらく「関係者」だけが最前列(立ち見)に案内されていたようだったので、そこらへんは折り込み済みだったのであろう(それでも数人止められてたっぽいが)。
Evoに関しては今年は客席から遠いリング状から劇場型に変更、(おそらく)関係者の前列誘導になり、割とうまくやったんだな、と個人的には思った。
またこれらによって不便なことも発生しただろうが、全ては目立つ壇上プレイヤーの安全を確保するためである、というのは押さえてほしいところ。


「オンライン区分ってどうなの?」
・自分がたびたび主張している「欧州の区分け」

https://pbs.twimg.com/media/C-T5NC2W0AMbFLE.jpg


欧州格ゲー主要国は全て西側で、東はロシア、フィンランドくらいしかない、という区分け。
これが今年も継続され、東部オンラインからの決勝進出は1枠にとどまったが展開次第では2枠もあり得た。何らかの理由があってこうなっているのだろうが、もうちょっとどうにかならないのだろうか…と思っている。
これはアジアにも言えて、プレイバックで少し触れたが東南アジアはXian以外はローカルプレイヤーなところはある(あとオーストラリアが回線事情的に参加困難なのとか)。Chuanのようなプレイヤーにチャンスが与えられることはまったく悪いことではないが、東アジアの激戦ぶりと比較すると是正の余地はある。
ここらへんはオンラインをランキングと同等にするのはどうなんだ、オンラインでいくらでもチャンスがあった方がいい、など色んな立場があるので統一された意見と言うのは望むべくもないが、うまくやっていってもらいたいところである。

・Toiのところで書こうとしていたこと
余談。ToiがオンラインGFで負けたのはFlashとNephew。Flashは強いが神出鬼没で気が向いたときしか大会に出てこない(昨年はドタキャンも多かった)お騒がせ男で、Nephewはなんと本来東西区分で出場できないはずの東側のプレイヤー(*後述)。つまりどちらも「少し歯車が違えば存在しなかった」はずの2人に負けてしまったことになる。よくよく運がないといえる。負けは負けだが。

*Nephewの越境について
居住地の都合による特別措置で出させてもらったっぽい。実際この時期は西側のNA北西部に居住しており、さらに年度後半に東側に戻ってからは東オンには1度だけの出場で合計2回ということになった。なお「オンラインの2地域分け・2回出場」というのは「4大地域分けによるリージョナルポイント区分」ほどにはそこまで厳格に決まっておらず、4大リージョンの各オンライン運営とそれらの統括のアレおじの裁量によるところが大きいと思われる。似たケースは中国からのオン参加は本来認められていないが香港から参加が通った事例か。

こんなことがあった。書いたようにこれらオンライン区分は運営の裁量なところが多いようで、それ自体は悪いことではないと思う(そもそもオンもオフも大会運営するのはカプコンではないわけだし)。
ただまあ格差が激しい欧州・アジアで「1か月だけ在住」みたいなことはできなくはないので、やる人がいるのか…?といった感じ(3回4回出場は明らかにダメだろうが)


「CPTってどうなの?」
ジャスティンが色々いってた
https://www.eventhubs.com/news/2018/dec/19/i-travel-too-much-last-three-years-capcom-pro-tour-have-been-hell-justin-wong-explains-how-hes-taking-things-bit-easier-2019/
https://www.eventhubs.com/news/2018/dec/28/online-events-granting-same-point-totals-ranking-events-both-disrespectful-and-trash-justin-wong-shares-his-capcom-pro-tour-pros-and-cons/
多岐に及ぶので頑張って各自読んでください

自分の主張としては何度も言っているが「大会を開くのはカプコンではない」というのがまず一点で、CPTとは全然関係なく「大会」は独自に開催されているし発展しているものはしている(特にCEO,ComboBreakerの超大規模化が目立つ)。
またそれらは多種目であるのも特徴で、それぞれのゲームがそれぞれの盛り上がり方をして大会そのものが拡大していくので、それがどんどん進んでいけばいいと思う(であればこそマルチに出場する人には価値があるし、価値が上がっていくべきだと感じる)。

CPTの構造の話だとS1地域枠「2」が個人的評価高いんだけどあれ面倒くさくてむちゃくちゃ不評だったのでだめだよね…ってのと、今年の地域決勝切符繰り下げはまあ妥当な感じになったのでは、と思った。今年変わったプレミアとEvoの重みづけも妥当だと思う(個人的にはプレミアTop3さらに上げでもいいと感じるが)
現状を大きく変えるのならば今の地域決勝へのCircuitのようなものをオンライン含めて小規模化して段階を踏ませる…みたいなことになると思うのだが、それと「各地で大会が開催されている」という状況とのバッティングがすごいので大会を尊重する現在のスタイルをやめてまでやることではないのでは、といった感じ。
あと日本で複数のプレミアを受け入れる大会主体がまだないのはもうしょうがねえのかなあ、というところ(今年結局TGSのっかりに戻ってしまった)(アジア大会をかたっぱしからプレミア化して東アジア優遇ははっきりいって行くところまで行っているので後は大会が増えるしかない)(アジアでなんかやる場合ZhiとかcameramanとかjiyunaのBeastApac頼りなところもあり)。まあでも「ためにする」大会が増えてもしょうがないところはあるので、普通に大会が増えればいいですねといった感じ。

*1:エモートでよく使われるGO1さんの顔はだいたいここ

*2:実際大きくインターバルの空いた3例は全て元W側が盛り返している