どぐら
どぐらさんである。
今年のMVPはこの人ではないか?と一部で言われるこの人を時系列順に追ってみる。アーク系での国内での活躍は皆さんご存知で専門外なので省略する。
S1:ネカリで勝ったり負けたりしていた。キャリアハイはアジアランキング大会でTop8(7位)を2回(割とすごい)
S2
1月「FrostyFaustings 2017」
アメリカ大会『Frosty Faustings IX 2017』
https://smash.gg/tournament/frosty-faustings-ix/events
シカゴで行われた大型大会。ギルティ勢で日本滞在経験もある「ElvenShadow」というプレイヤーが主催、中心になっているイベント。もちろんメイン種目はGGXrd。
ここにどぐら、GO1のサイクロプス大阪組が遠征。SFVはS2なりたて。S1とは異なるキャラで一体どうなるのか?といった感じであった。
この大会、アーク系メインではあるがSFVにもNuckleDu,WolfKrone,ChrisG,KBradや東の強豪など参加。どぐら7位、GO1が9位。アーク系はどぐら2冠という結果に。
ちなみに「WolfKroneとKbradの煽り合い」が始まった大会でもある。
4月末まで:FR33位、UFA(欧州)17位、NCR25位
どれもプレミアなので激しかったこともあるが、Top8まではいけず。
4月末から:DHA9位 BAM9位 CB9位
なんと驚異の激戦プレミア3連続9位。むちゃくちゃすごい(しかもポイントルール上非常に良い結果である)のだがTop8に届かなかったという。
ちなみにこの9位という結果、「Top8を決める2日目最終戦に敗北」というものなので、それはつまり「2日目のクライマックスで最注目状態で配信にのる」ということを意味する。ルーザーズランしているならそれまでのルーザーズの勝ち上がりは配信外で、その決定戦でようやく配信!ということにもなる。
これに負け続けるというのは相当なキツさだったろうと思う(見る側としても「すげーしぶとく残ってるけど配信されると負ける」みたいな印象があったと思う)
ちなみにvsウメハラで会場が爆笑してたやつはBAMでのもの
EVO前後:Online13位 TigerUppercut3位 EVO25位 AbgetCup4位
EVOもTop32に残る活躍。アジアでも好結果で優勝を狙える位置であることがわかる。
8月以降:JapanCup25位 EFHK(香港)13位 Online3位
アジアプレミアはさすがに厳しかったがオンラインで3位獲得。
ここで9月の遠征中断を宣言。何事かと思いきや
先日、以前からお付き合いしていたぎゃすさんと入籍しました。
— CYCLOPS|Dogura(どぐら) (@maneater_dgr) 2017年9月20日
発表するのが遅れて申し訳ありませんが、この場で報告とさせて頂きます。
...と、実は新しい家族も産まれましたw
元気な女の子で、可愛さ凄いです。これからも妻子共に頑張っていきますので、応援して頂けると幸いです。 pic.twitter.com/8KPCNbwudj
とのことで「どぐらほんまおめでとう」ということになった。
その後、9月中国プレミア9位(またもやである)からの翌週の台湾プレミア優勝、そして最終戦カナダカップの連覇そしてC大阪1,2フィニッシュと続いていくことになる。
そしてこれをCC前に公開できればよかったのだが、CCでは17位で終了。一年おつかれさまでした。
もう一つ、どぐらさんの北米におけるアーク系での活躍も書いておく。
FGCのポイントランキング(およびcircuitシステム)について - setofuumiのblog
ここで紹介している「BurstLeague」という北米Circuit
https://smash.gg/burstleague/standings
今はもうS2になっているが下の方にS1の結果がある。
ここでXrdは2位にダブルスコア寸前の1位、BBでも北米最強のSKDに次ぐ2位という結果を残している。このCircuitの1位は大型アニメゲー大会「CEOtaku」に招かれる予定だったのだが、残念ながらCPTとの被りでどぐらさんが出場することはなかった。
とはいえ、このように遠征して様々な種目に出てくれるのは(アーク系は特に)vs日本勢を目指すという意識が強いであろう北米勢が盛り上がっているのがわかるし、見ている側もそれによって北米勢を覚えるきっかけにもなり、素晴らしいことだなと思う。
個人的には「北米大型大会」の多種目同時で進行するところもまた面白い要素だと思っているので、SFV,Xrd,BBの3種目に出て会場を往復するどぐらさんの姿を見るのは非常に楽しかった。
ちなみにSFVで優勝した台湾、カナダで3冠は阻止されている*1。来年度に果たして「大型大会での3冠」という偉業達成はあるのか、注目していきたい。